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黒薙温泉でお客様をお迎えしているスタッフのみんなです。
個人経営ではないので、みんな全員従業員です。
旅館への最初の入り口は、予約受付の電話から。
次は宿泊受付の管理人へバトンタッチされます。

管理人は、お客様のお出迎えや岩魚や刺身の調理盛り付け、
お湯の温度管理、消灯・点灯、チェックアウトの清算など、朝から晩まで大忙しです。
二人の優しい管理人が、夕食時には料理の説明から旅のアドバイスまで
いろいろ楽しい話をしてくれるはずですから、お気軽にお声かけください。

お客様が気持ちよくお風呂に入っていただけるように、
浴槽を清掃し、お風呂の温度を調節しているスタッフがいます。
今年の夏は暑かったので、清掃作業も熱中症との戦いだったと想像されます。
それから館内外の清掃を担当してくれるベテランスタッフもいます。
食糧やリネンの運搬など、体力勝負の仕事のために自己管理を怠りません。

客室を綺麗に清掃してくれるのは、女性スタッフのみんなです。
清掃の後、厨房に入れば調理の仕事。
あつあつの天ぷらやおいしい山菜料理を、心を込めて作っています。
4人集まればいつもにぎやかで、おしゃべりが止まらない時も。

手前味噌というか、我がスタッフをベタ褒めしていますが、
バトンでつないだリレーのように、お客様を受付からお見送りまで
しっかりとおもてなししてくれています。
これからもきっとこのリレーは続いていくと信じています。

鬼軍曹が最後に記すくろなぎ便りの言葉は、「感謝」です。

ご利用いただいたお客様に「感謝」。
支えてくれスタッフ・職員のみんなに「感謝」。
黒薙温泉に関われたことに「感謝」。

帰りの山道の最後の看板は、
「黒薙温泉はその形を変えず・・・」とあります。
黒薙温泉はきっと、そのスタイルを変えません。
不便な山奥にずっとひっそりと佇んでいることでしょう。
それこそ、黒薙温泉の良さなのだと鬼軍曹は思います。

ありがとうございました、黒薙温泉。